ニキビは症状も原因も人様々ですが、次のことが大きく関係していると考えられています。
皮脂腺から皮脂が過剰に分泌される。
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思春期による男性および女性ホルモンの増加
不規則の生活・ストレスなどによるホルモンのアンバランス。
皮膚の角化により毛穴がふさがれる。
紫外線(日焼け)・老化
ストレス
不規則な生活・寝不足
たばこ
ニキビの初期で上記のとの原因により毛穴の中に皮脂と角質が混じり合って固まった状態(白ニキビ)。毛穴が開いて皮脂が酸化する黒くなります(黒ニキビ)。
皮膚に常在しているアクネ桿菌や表皮ブドウ球菌が増えてしまい炎症を起こすため赤いプツプツ(丘疹)になったり、毛穴の壁が破れて膿みがたまったり(膿疱)した状態。アクネ桿菌は、皮脂を好むため、の原因で増え安くなります。
赤み、シミ、皮膚の陥没、隆起して硬くなったりすることがあります。あごのラインはケロイド状になりやすい部位です。
スキンケアー
一番大切なことは洗顔です。思春期の軽いニキビは丁寧な洗顔だけでも良くなります。 ただし、洗いすぎはよくありません。かえって皮脂の分泌を促すことがあります。 化粧をしている方は、その日のうちに、クレンジング(洗い流すタイプのもの)をして洗顔後は十分すすいでください。
内服療法
丘疹、膿疱がある時は抗生物質の内服を勧めます(内服量を加減しながら1ヶ月くらい)。 改善効果の見られない方には漢方薬の併用を行います。
外用療法
面皰にはイオウ含有のローション、角質剥離作用剤(ディフェリンゲル、ベピオゲル等)、丘疹・膿疱には、抗生剤および消炎作用のある塗り薬を外用指導します。
ただし、ニキビあとにはどの治療も抵抗を示します。ニキビは初期の段階で相談してください。また、いったん薬を使用して軽快したニキビもくり返し出てくることが多いので、自分にあった治療(もちろんスキンケアー・食事療法も含めて)を根気よく続けましょう。
シミには、色んなタイプのものがあります。タイプによって治療方針・治療効果が違ってきますので、まずは専門医の診察を受けることを勧めます。
肝斑
頬骨の部位によくできる淡い茶褐色の大きな斑
単純黒子
一見ほくろのように見える小さな盛り上がりのない黒い丸い点
雀卵斑
たくさんある薄い茶褐色の小さな斑
老人性色素斑
茶褐色の盛り上がりのない大小様々な大きさの斑
脂漏性角化
茶褐色から黒色のやや盛り上がったざらざらした感じの斑
炎症後色素沈着
日焼け・ケガ・湿疹・ニキビのあとなどに見られる茶色い斑
紫外線による皮膚の老化現象・皮膚の刺激、摩擦・体質(遺伝)・ホルモンアンバランス・ストレス・寝不足・喫煙など
ビタミン剤・漢方など数種の薬を組み合わせて3〜6ヶ月効果を見ていきます。
肝斑、炎症後色素沈着以外のシミは内服による効果は出にくいです。
ハイドロキノン
サージトロン 脂漏性角化のようなざらつきのシミやイボ様のできものを焼灼する時に使用。
レーザー治療: Qスイッチルビーレーザーを導入しております。 レーザー治療の適応の有無は診断が必要です。
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